不動産の売買契約とはどのようなものですか?
契約は、以下の内容に関して、お互いの権利や、業務を履行することに合意が成立したことを指します。
- 目的物件の特定
- 売買代金
- 支払い条件
- 所有権移転登記申請
- 引き渡し
合意内容を記載した売買契約書に、当事者および媒介業者、宅地建物取引士が記名押印します。
契約後、引き渡しまでにどのくらい時間がかかりますか?
通常、1ヶ月から2ヶ月程度です。
売主様と買主様の間で必要な手続きや書類が整い、買主様が住宅ローンの審査を通過するまでの期間が影響します。また、引き渡し日に物件を空家にしておくことが求められますので、その準備期間も考慮する必要があります。
尚、現金のお取引ですと、契約と引き渡しが同日に可能な場合がございます。これを一括決済といいます。
「諸費用」とは具体的に何にかかる費用ですか?
物件購入以外に、銀行へ支払う手数料、名義変更のための登記費用、火災保険、仲介手数料などがかかります。
「建ぺい率」「容積率」とは何ですか?
建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積の割合です。
容積率は、敷地面積に対する延床面積の割合です。
間取り図で表示されている記号の意味は何ですか?
よく表示されている記号については以下の通りです。
【L】リビング 【D】ダイニング 【K】キッチン 【S】サービスルーム 【P.S.】パイプスペース 【UB】ユニットバス 【MB】メーターボックス
売却したい不動産のローンが残っている場合、どうしたらよいですか?
ローン残高が残っている場合でも不動産の売却は可能です。しかし、いくつかの手続きが必要です。
まず、残債が売却価格を上回る場合は、自己資金で不足分を補う必要があります。逆に、売却価格がローン残高を下回る場合でも、売却後にローン残高の支払いを完了するために金融機関と調整を行う必要があります。仲介業者に状況を伝え、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。
駅からの距離・徒歩時間はどのような基準で決めているのですか?
一般的に、道路距離80メートル=1分として換算しています。
1坪の大きさはどのくらいですか?
1坪は約3.3㎡に相当します。畳2畳分をイメージしていただけるとわかりやすいでしょう。計算方法としては、㎡×0.3025で坪数を出すことができます。つまり100㎡であれば、100×0.3025=30.25坪となります。
セットバックとは何ですか?
建築基準法上、建物を建築する際は敷地が道路に2メートル以上接している必要があります。
敷地が接する道路の幅員が4メートル未満の場合は、原則として「道路の中心線から2メートルの位置まで敷地を後退させる」必要が生じます。この「敷地を後退させる」ことをセットバックといい、セットバックした線が道路と敷地の境界線ということになります。つまり、セットバックした範囲は道路とみなされます。
同じ物件を複数の不動産会社が紹介しているのはなぜですか?
物件の情報は、不動産業者専用のインターネット(不動産流通機構)で管理され、すべての不動産業者が共有しています。そのため、広告掲載の承諾を得た上で、複数の不動産会社が同時に同じ物件を広告しているのです。
頭金なしでも家を購入できますか?
購入できます。
但し、契約時の手付金は必要になりますのでご注意ください。
「現況」とは何を表していますか?
当該物件が、どのような状態にあるかを表しています。現在、その物件が内覧できるかどうかの参考にもなります。
よくある現況欄の表記とその意味は、以下のとおりです。
- 完成済=建物が完成状態にあり、内覧が可能です。
- 建築中・未完成=施工に取り掛かっていますが、完成はしていません。
- 更地=土地の上に建物がない状況です。
- 上物あり=土地の上に古い家屋や倉庫など、建物が建っています。
- 空家=希望の日時に内覧可能です。
- 居住中=売主様が居住中です。内覧を希望する場合、不動産会社を通して売主様と日時を調整する必要がありますので、事前アポイント必須です。
- 賃貸中=当該物件を借りている方がいます。借主様が退去する予定と、そうでない物件に分かれます。前者は通常の売買物件と同じですが、後者は購入後も購入者自身は住むことができないため、オーナーチェンジ物件といいます。
「商談中」物件と「成約済」物件の違いは何ですか?
商談中物件とは、「購入申込書=買付申込書が購入希望者から売主様に届いている状態で、契約準備中の物件」となります。
成約済物件とは、「売主様に手付金が支払われ、買主様との間で売買契約を締結した状態の物件」です。成約済の物件がホームページ上で再度販売されることは、ローン解約等の場合を除くと、ごく稀にしかありません。
買付申込書(購入申込書)とは何ですか?
購入希望者が物件の購入を決めた際に記入する書類で、売主様に対して購入の意思を明確に伝えるものです。(日付・住所・氏名・印鑑・購入希望金額・契約予定日・手付金額等を記入します)
あくまで意思表示のための書類なので売買契約として成立するものではありませんが、一般的に、購入申込書を記入してからの解除はマナー違反とされます。よく検討した上で行いましょう。